ベンチに寝っころがってバーベルを上げ下げするわけですが、
そこで使われる器具にフリーウエイトとマシーン、がございます
前者はこんな感じ。

ラックから外して上げ下げしてラックから戻すまで、すべて自分の力で何とかしないといけない上に
前後や左右のバランスも自分でとらなければならないので、目的の筋肉以外、細かいトコロも広く鍛えられる、というメリットがあります
デメリットは、バランスを崩したり無理な重さだと潰されてしまう危険もあり、たまに死亡事故すら起きたりするほど
諸刃の刃、シロートにはお勧めできな(ry
後者は、たとえば
スミスマシンてなモノがあります。こんな感じの

フレームに固定されているレールに沿って、バーベルのシャフトが上下に往復するのですね
フリーウエイトに比べて、上下の動きだけに限定され、自由度が少ない。それでもチェスとプレスのマシーンんなんかに比べ、より「フリー」に近い動作ができる、と言われてます
コレに限らず、総じてマシーンは安全装置なども完備しており、初心者でも比較的安全にトレーニングできます上に、狙った筋肉をピンポイントに鍛えることができる、とも言われます
まぁ一長一短
以前通っていたフィットネスクラブはスミスマシンしかありませんでした
今通ってるクラブはフリーウエイトのみ
かつてのクラブで、スミスマシンでマックス85キロ。これを100キロ挙げるのがささやかな目標でした
まぁ試したところでびくともしなかったわけですが
んで、先日のこと、かつてのホームクラブと同じ機種のスミスマシンが置いてあるクラブの優待券、いただきまして
フリーウエイトで約2年間、トレーニングした結果、どうなったかお試しのチャンス、と出かけてみましたところ
なんと何と、思ったよりあっけなく100キロ、挙がってしまいましたとさ
何年越しかの目標が達成できた喜びに加え
加齢という自然の摂理に逆らい、20代30代の頃の自分を上回れたかと思うと、感慨深いものがあります。
まぁ若い頃がヘタレで、大して鍛えてもいなかったのでね。何とも言えませんが
折りしもきょう、某公共放送ではかの三浦雄一郎御大の特集なぞやっておりまして
御大、75歳でエベレストに登頂した際よりも今回の登山前のほうが圧倒的に筋力が上がっていたそうで
高齢者だろうと鍛えれば筋力は付く、身体能力は向上する、と身をもって証明なさいました
それも、76歳のときのスキーでの転倒で、骨盤骨折と言う大怪我を乗り越えての復帰であり鍛錬であり
その上で成し遂げた今回の快挙
いやまぁ、御大は30代の頃にエベレストの斜面をスキーで滑り降りられたような世界第一級のアスリート
なので、ヘタレが比べるのもおこがましい話なのですがね
御大に比べれば小童のような歳で、年齢を言い訳に自ら限界の線を引くのは愚かしいことだよなぁと、改めて思った次第でした
諦めたらそこで試合終了ですよ、と言う安西先生の名言もあることですし。よし、まだまだ頑張ろうっと
すげ、業務用ってこんな高いんだ…
個人で買って家トレならこの辺りかな…
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