私の友人で、禁煙を機に走り始めた男が居ります。仮にTとしましょうか。
このT、ある病をきっかけに、医者から禁煙を命じられましたのが38歳の時。
それまで、私の知る限りでは社会人に足を踏み入れた19歳の時から、喫煙しておったようです。まぁ20年以上も昔の話。当時としては当たり前のように。高校時代にツッパッテた人間でなくとも、高校を出たら酒を飲みタバコを呑むってのは当たり前の時代でありました。
まぁTの高校時代が荒んでたかどうだかは知りませんのでですね、そこら辺までは詳しくワカリマセンが。私が知ってる範囲では、Tは入社当時からタバコを吸ってたと。で、あるならば。喫煙歴は軽く20年が近い、ということですな。
で、医者から禁煙を申し渡された。タバコを止めないと病気が悪化すると言われた。
このときにTが取った行動が「走る」ということでした。
本人曰く、「何でも良かったのだけれど、とにかく気晴らしになると思った」ということでした。
タバコへの依存を、急激に走るという行動に変換しようとしたためか、禁煙当初は脚の筋肉を痛め、医者から「歳を考えて運動はほどほどに」なぞとアドバイスされたこともあるようです。
しかし走り続けたT。
毎日毎日毎日。5キロ10キロと距離を伸ばし。出る大会では年齢別の順位を徐々に上げ。
ついには最近、ハーフマラソンで1時間半を切るまでに。
そのまま走り続けることが出来たならば、フルマラソンで3時間を切る事が可能で、コレは市民ランナーの域を超えて、アスリートが目標とする福岡国際マラソンなどの競技マラソンの出場資格を満たす記録です。
因みにTが、もともとアスリートの素質を持っていたかというと、高校時代は野球部に所属していた言う話ですが、別に全国レベル、どころか県内でも目立った選手だったという事もなかったようで。
まぁ潜在的な体力の部分については良く分かりませんが、少なくとも高校時代という体力的には充実した時代に大きな結果を残せなかった人間でも、40歳台でマラソンで3時間を切る可能性がある、それくらいのパフォーマンスを示せる可能性がある、ということです。
それが例え、ほんの2、3年前までタバコ吸ってた人間でも、って事で。
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ふむふむ…
なるほど、なるほど…
ポジティブな例 ごちそう様でした。
ここまで行くとさすがにアホですがね
互いに「ランニングバカ」「筋肉バカ」と罵りあっておりまする ^^;
喫煙歴20年以上でもそこまでなれるもんなんですね。
いらっしゃいませ。
まぁあくまで特異な事例かとは存じますが。でも実在するのです。
傍から見てるとすごいですよお ^^