東児湯に和牛203頭 畜産再開県内全域へ
口蹄疫の感染が集中し、牛や豚がすべて殺処分された東児湯5町の農場で1日、畜産経営が再開された。
初日は和牛繁殖経営の83農場に203頭を導入。酪農や養豚農場でも今月上旬から中旬にかけ、順次家畜の導入が始まる。4月20日に最初の口蹄疫が確認されてから約半年を経て、ようやく県内すべての地域で畜産が再開。畜産基地「新生」に向け、本格的なスタートを切った。(2010年11月02日 宮崎日日新聞)
また、本日はこのような記事も
総額34億円超 県への口蹄疫義援金
県は2日、10月末で締め切った県口蹄疫被害義援金の総額が約34億8680万円(10月31日入金確認分まで)だったことを明らかにした。
うち約31億円を配分先が決定。県は年末年始をめどに、全額の配分方法を決める予定。
義援金は5月14日から受け付けを開始。国内外の個人、法人から寄付が相次ぎ、中には1億円を寄せた企業もあった。(2010年11月02日 宮崎日日新聞)
未曾有の被害をもたらした口蹄疫でしたけれど、非常事態宣言が解かれ、終息宣言が出されたのに続き、新たなステージに入りました。もう大丈夫であると、再び日本有数の畜産県として復興、再生してくれるよう願いたいと思います。
そしてご心配、応援頂いた県外の方、まことにありがとうございました。県民の一人として心からお礼申し上げます。
これまでよりも安心、安全な食糧、産品の生産が今後、本県においては行われることと確信しております。これからも宮崎の農畜産品をご愛顧いただければ幸いに存じます。
【関連する記事】